max(X,Y)=1014\max(X,Y)=10^{14} より全探索せずに判定する方針を取ります。

xx 方向の移動が yy 座標の答えに影響することはないので、xx 方向の移動と景品の座標 XX だけに着目して説明します。

ボタン1を nn 回、ボタン2を mm 回、押したときUFOキャッチャーの xx 座標は xu=nAmBx_u=nA-mB へ移動します。 一般に、一次不定方程式 nA+mB=gcd(A,B)nA + mB = \gcd(A,B) は拡張ユークリッド互除法で必ず整数解 (n,m)(n,m) を求めることができ、景品の座標が X=kgcd(A,B)X = k \gcd(A,B) であれば良いと言えます。 景品の座標が Xkgcd(A,B)X \neq k \gcd(A,B) のとき、どんな操作をしても景品を得ることが出来ないので "No" を出力します。また yy 座標についても同様の処理をします。最大公約数は対数時間で処理できるため、計算量 O(logA)O(\log A) で判定することが出来ます。