n 文字目と n+1 文字目の関係をみる
以下,AA を A1A2 とおいて区別する。状態遷移図は下図のようになる。
これと初期条件
- 1 文字目が A1 となる確率は 21
- 1 文字目が A2 となる確率は 0
- 1 文字目が B,C,D のいずれかとなる確率は 21
より,本問は動的計画法で解くことができる。(求める確率は n 文字目が A1 となる確率と A2 となる確率の和である。)
最初の 1 手で場合分けする
求める確率を pn とおく。
1 回さいころを振ると,
- 確率 21 で AA が出たとき,残りの n−2 文字目が A となる確率は pn−2
- 確率 21 で B,C,D のいずれかが出たとき,残りの n−1 文字目が A となる確率は pn−1
となり,pn=21pn−1+21pn−2 となる。
これと初期条件 p1=21,p2=43 より,本問は動的計画法で解くことができる。