解説
2 次方程式の解の公式を用いれば x=2A±A2−4B と解が求められますが,小数型で扱うため誤差が生じる恐れがあります.
代わりに解と係数の関係を用います.方程式の解を x=α,β とすると以下が成り立ちます.
- α+β=A
- αβ=B
2 つ目の式については,B を 2 つの正の約数の積で表しているため,候補となる α,β を素因数分解や約数列挙などを用いて求めることができます.
よって,B の約数 p を全探索し,p+(B/p)=A が成り立つものが存在するかを調べれば良いです.
計算量は B の最大値を M として O(M) です.