f(l,r)>0 、すなわち al,al+1,al+2,...,ar がすべて異なる時、l≤i≤r で f(l,i)>0 とわかります。
1≤l≤N に対して最大の r を求めることを考えます。
これは尺取り法により、O(N) で全ての l に対して r を求めることができます。
次に、l≤i≤r∑f(l,i) を求めることを考えます。
式変形をすると、
l≤i≤r∑f(l,i)=(al)+(al+al+1)+(al+al+1+al+2)+⋯+(al+al+1+al+2+⋯+ar)=al×(r−l+1)+al+1×(r−l)+al+2×(r−l−1)+⋯+ar
となります。
S0=0,1≤i≤N で Si=∑1≤j≤iai
T0=0,1≤i≤N で Ti=∑1≤j≤iai×(N−i+1)
のような S,T を用意しておくことで、
l≤i≤r∑f(l,i)=Tr−Tl−1−(Sr−Sl−1)×(n−r)
と計算することで、O(1) で求めることができます。
全体の計算量は O(N) なので、十分間に合います。