答え

答えは 2N+12N+1 です。

証明

a=0a=0 または b=0b = 0 である場合

一般性を失わず a=0a =0とします。 22 番目の条件を考えると、 a=0a = 0 を代入して b3=c3b^3=c^3 が必要十分ですが、これは b=cb=c と同値です。

よって、条件を満たす組は (a,b,c)=(0,i,i),(i,0,i) (0iN)(a, b, c) = (0, i, i), (i, 0, i) \ (0 \le i \le N) という形で表される組に限ります。 (0,0,0)(0, 0, 0) の重複に気をつけて、これは合計で 2N+12N+1 個であると分かります。

a>0a > 0 かつ b>0b > 0 である場合

フェルマーの最終定理より、正整数の組 (a,b,c)(a, b, c) であって a3+b3=c3a^3 + b^3 = c^3 を満たすものは存在しません。よってこの場合、条件を満たす組の個数は 00 個です。

まとめ

以上より、答えが 2N+12N+1 であることが分かりました。