キーワード

必要な情報の精査

解説

「どの国が存在し,どの国が存在しないのか」という情報を管理しようとすると,N=1018N = 10^{18} 程度の NN では一般的にメモリを確保できません。
そこで出力が求められるクエリ33に注目すると,国の数を答えなければならないので,「現時点で存在する国の数」という情報が必要であり,「どの国が存在し,どの国が存在しないのか」という情報を保持しておく必要はありません。
よって,現時点の国の数を管理しておき,クエリ 1,21,2 での増減を考えれば良いです。

具体的には,現時点の国の数を CC とすると,はじめは C=NC = N です。
クエリ 11 では,国が 22 つ無くなり,新たに 11 つ建国されるので,CC11 減らします。
クエリ 22 では,国が 11 つ無くなり,新たに 22 つ建国されるので,CC11 増やします。
このようにクエリ 1,21,2 では処理を行い,クエリ 33 ではその時点の CC を出力すれば良いです。

実装例(C++)