果物を 11 つまたは 22 つ選ぶ、とすると大変なので、どの果物と組み合わせてもよいおいしさ 00 の果物 00 があるとして、 N+1N + 1 個の果物から必ず 22 個選ぶことを考えましょう。
考えられる果物の組合せは O(N2)O(N^2) 通りですが、そのうち禁止された組合せは MM 通りしかありません。よって、おいしさの合計の大きい順、すなわち Ai+AjA_i + A_j の大きい順に M+1M + 1 組を列挙できれば、鳩ノ巣原理より少なくとも 11 つ禁止されていない組合せがあります。
例えば 22 分探索を使うなどして、 Ai+AjKA_i + A_j \geq K を満たす (i,j)(i ,j) の組が M+1M + 1 個以上となるような最大の KK を探し、合計が KK 以上となる組み合わせを全探索するといった解法があります。これは、適切に実装すれば O((N+M)logmax(A))O((N + M) \log \max(A)) などの計算量になります。