連続する正整数がすべて合成数で、素数が全くないような場所は素数砂漠 (prime gaps) と呼ばれます。 n1n-1 個の連続する合成数の列を、長さ nn の素数砂漠ということにします。

実は、どんな大きい正整数 kk に対しても、長さ kk 以上の素数砂漠が存在することが示せます(たとえば (k+1)!+2,(k+1)!+3,,(k+1)!+k+1(k+1)!+2, (k+1)!+3, \cdots, (k+1)!+k+1 は長さ kk 以上の素数砂漠になる)。

しかし、小さい自然数においては素数砂漠は実はそれほど長くなく、10910^9 以下で最大長さ 282282101810^{18} 以下でも最大長さ 14421442 であることが知られています ( https://arxiv.org/pdf/1309.4053.pdf )。

よって、i=L,L+1,L+2,,Ri=L,L+1,L+2,\cdots, R の順に(整数 NN に対して O(N)O(\sqrt{N}) 時間で動く)素数判定を行い、素数だったら出力して終了する一見愚直なコードが間に合います。