解法

SSの先頭の「o」の後に「x」がいくつあるかが重要です。
先頭の「o」の後に「x」が偶数個ある場合は、交代が偶数回起こるため、AAが勝利します。
逆に奇数個ある場合は、BBが勝利します。
また、SSに「o」が含まれない場合も考える必要があります。

  • N=(奇数)N=(奇数)のとき

AAさんが勝利します。
AAさんは、11文字目に「o」を追加し、続く(2k+1)(2k+1)文字目は、BBさんが決めた(2k)(2k)文字目と同じ文字を追加します。
これにより、S=S= o+( + ( x が偶数個ある文字列)が偶数個ある文字列) とすることができます。
よって、11文字目の「o」をAAさんが削除することができます。

  • N=2N=2 のとき

引き分けになります。
AAさんが11文字目に「o」を追加したとき、BBさんが22文字目に「x」を追加すると、S=S=ox となり、AAさんが負けてしまいます。
よってAAさんは負けないように11文字目に「x」を追加します。BBさんが22文字目に「o」を追加すると、S=S= xo となり、BBさんが負けるため、
BBさんは22文字目に「x」を追加します。よって、二人が最善を尽くしてプレイすると S=S= xx となり、引き分けになります。

  • N=(4以上の偶数)N=(4以上の偶数) のとき

BBさんが勝利します。
AAさんが11文字目に「o」を追加した場合は、BBさんは22文字目に「x」を追加します。
その後は、AAさんが追加した文字と同じ文字を追加することで、S=S= ox+( + ( x が偶数個ある文字列)が偶数個ある文字列) とすることができます。
AAさんが11文字目に「x」を追加した場合は、BBさんは22文字目に「o」を追加します。
その後は、(N2)(N-2)文字目まではAAさんと同じ文字を追加し、NN文字目は、(N1)(N-1)文字目と異なる文字を追加します。
これにより、S=S= xo+( + ( x が奇数個ある文字列)が奇数個ある文字列) とすることができます。
よってどの場合でもBBが勝利することができます。