最初に動的計画法が思いつくと思われますが、N1018N\le 10^{18} から現実的ではありません。さらに素数判定も行うことができません。ミラーラビン素数判定法を用いたとしても、該当する素数を調べるために 11 から NN 以下の正整数を調べないといけなくなります。

どの方法でも解く術はありません。唯一あるとしたら、O(1)O(1) で解くことなど定数時間で解くことがカギです。

問題から「相異なる複数の素数の和が NN にすることができるか?」という問題にできるので、この問題文から O(1)O(1) で解く必要があります。
N1018N\le 10^{18} であり、pn1018p_n\ge 10^{18} であることから、これはRichertの定理を適用することができます。

この定理によると、「66 より大きい整数は相異なる複数の素数の和で表すことができる」ことが証明されています。したがって N>6N\gt 6 のすべての場合について答えは Yes です。また N6N\le 6 を考えると、素数の和で表せない整数は N=1,4,6N=1,4,6 のみです( N=4N=4 では p1=2p_1=2 円硬貨を 22 枚使えばいいが、11 枚しかないので払うことができない。それか 1,31,3 円硬貨を使えばよいが、11 は素数ではないのでその硬貨は存在しない )。

以上から N=1,4,6N=1,4,6 に限り素数の和で表せず、それ以外の場合では必ず表すことができます。よってこの問題を O(1)O(1) で解くことができました。