解説

この問題では、答えの候補を全探索することで解くことが出来ます。

素数 PP と正整数 kk について、
AA 以上 BB 以下の整数の中に、PkP^k の倍数が存在するか」・・・(★)
という判定を行います。
PkP^k の倍数が存在する場合、Pk×(整数)P^k\times (整数) と表せる数が AA 以上 BB 以下の中に存在することになるため、
kk は答えの候補になります。
素数 PP と正整数 kk を全探索し、(★) を満たすような kk の最大値が答えになります。

一般に、XX 以下の正整数のうちYY の倍数の個数は XY\lfloor \frac{X}{Y} \rfloor と計算できるため、
(★)の判定は A1Pk<BPk \lfloor \frac{A-1}{P^k} \rfloor < \lfloor \frac{B}{P^k} \rfloor かどうかと同値であり、これは O(1)O(1) で求められます。

また、7BA7 ≤ B-A という条件より、AA 以上 BB 以下の整数の中に、8(=23)8(=2^3) の倍数が必ず存在するため、答えの下限は 33 になります。
よって、調べる kk の範囲は 44 以上で良く、 調べる素数 PP も P4BP^4≤B となる範囲のみを調べれば良いです。

調べる必要がある kk の最大値は 5959 、調べる必要がある素数 PP の最大値は 3160731607 であり、全探索が十分間に合います。