マルチテストについての説明はこちら (サンプル問題を確認されていない方のみお読みください。)
配点:120 点 /400 点
問題文
x-y 平面上に N 個の点,点 1,2,…,N があり,点 i(1≤i≤N) の座標は (Xi,Yi) です.
はじめ,MojaMoja くんは平面上の座標 (0,0) にいます.
その後,以下の行動をちょうど K 回行います:
- MojaMoja 君が平面上の座標 (x′,y′) にいるとき,以下の 4 座標のうちいずれかに移動する:
- (x′−1,y′)
- (x′+1,y′)
- (x′,y′−1)
- (x′,y′+1)
K 回の行動後,MojaMoja 君がいる座標に点 i(1≤i≤N) があるとき,またそのときに限って MojaMoja 君はちょうど Pi の得点を得ます.(行動後の座標にいずれの点もない場合は何も起こりません.)
なお同一の座標に複数の点が重なっているかもしれません.その場合はそれらの点全てにおいて得点を得ます.
MojaMoja 君の行動の仕方としてあり得るものは 4K 通りありますが,それらの行動によって得られる得点の総和を求めてください.
ただし,答えは非常に大きくなる場合があるので,998244353 で割ったあまりを出力してください.
制約
- 1≤Φ≤105
- 1≤N
- 0≤K
- ∑ϕΦϕ(N)≤105
- ∑ϕΦϕ(K)≤105
- ∣Xi∣,∣Yi∣<230(1≤i≤N)
- 0≤Pi<230(1≤i≤N)
- 入力はすべて整数
小課題
1.(280 点)
- Φ≤103
- ∑ϕΦϕ(N)≤3×103
- ∑ϕΦϕ(K)≤3×103
2.(120 点)
入力
各テストケースの入力は,それぞれ以下の形式で与えられる:
出力
答えを求め,998244353 で割ったあまりを出力せよ.
サンプル
たとえば 全 64(=4K) 通りの行動の仕方のうち,ちょうど 3(=K) 回で 点 1 へ至り 3 点を得るものとしては以下の 9 通りがあります:
- (0,0)→(−1,0)→(0,0)→(1,0)
- (0,0)→(0,−1)→(0,0)→(1,0)
- (0,0)→(0,−1)→(1,−1)→(1,0)
- (0,0)→(0,1)→(0,0)→(1,0)
- (0,0)→(0,1)→(1,1)→(1,0)
- (0,0)→(1,0)→(0,0)→(1,0)
- (0,0)→(1,0)→(1,−1)→(1,0)
- (0,0)→(1,0)→(1,1)→(1,0)
- (0,0)→(1,0)→(2,0)→(1,0)
また,どのように 3(=K) 回の移動を行っても,点 2 へ至ることはできません.
したがって 3×9=27 が答えです.
入力例2
3
7 2
0 0 0
2 2 1000
0 0 1
1 1 998244354
0 0 3
1 1 998244353
0 0 5
1 100
50 50 1
2 0
1 0 1
0 0 2
小課題 1 のジャッジは こちら
- 注意:システムの都合上,小課題 2 のみに提出する場合,上記リンク先の 小課題 1 のジャッジに対しても,同じソースコードを提出してください.このジャッジでは 120 点のみが与えられます.
- なお,小課題 1 のジャッジに含まれるテストケースはすべてこの 小課題 2 のジャッジにも含まれていることを保証します.
以下のジャッジは 小課題 2 のものです.